今回は、もしもギックリ腰になった時のために知っておきたい応急処置テーピングを紹介したいと思います。
「ギックリ腰ってどんなときに起こる?」
ギックリ腰とは腰椎捻挫のことを言い、原因は大きく2つに分けられます。
1つ目は腰の関節への過負荷と言われています。簡単に言うと関節が動く範囲を超えた動きをしてしまった場合です。例えば重い荷物を持った時や、スポーツをしていて、腰を大きくひねってしまったりする場合が挙げられます。
2つ目は 冷えや疲労で筋肉の過緊張が起きている状態で関節に負荷がかかった場合に起きます。これは普段できる日常動作(洗顔時の前屈、寝返りを打つなど)で起こります。
大半の方が2つ目の原因でなる方が多いようです。
「テーピングの種類」
テーピングは伸縮性があるキネシオテープと非伸縮性のホワイトテープとあります。今回は筋肉のサポートができるこちらのキネシオテープを使って応急処置テーピングをしていきます。
「テーピング方法」
①背骨に並行している脊柱起立筋に下から上に向って30センチのテープを軽く引っ張りながら貼っていきます。
②反対の脊柱起立筋にも①と同じように貼っていきます。
③腰の痛みが強くでている場所に15センチのテープを両端引っ張りながら横に貼っていきます。
これで完成です。
前屈制限がかかり痛みが軽減されます。基本的にはこれで安静にし、患部を温めないようにしてください。
今回ご紹介したのは応急処置です。
腰痛の予防としても使えますが、痛みがひどい場合やなかなか軽減しない場合は医療機関で受診してくださいね!