ヨガをする人はトライアスロンに有利
ヨガをしていると柔軟性があり、呼吸が深く、心が落ち着いています。ほとんどのトライアスロン参加者はこの逆の状態であることが多いため、ヨガをしていることはトライアスロンにおいて非常に有利です。
タイムが伸び悩んだ時はヨガをしよう
スイム・バイク・ラン、それぞれの練習を行うことで心肺機能は高まりますが、個々の筋肉に働きかけるにはヨガの動きが効果的です。普段使えていない筋肉はどこか感じ取り、伸ばしたり鍛えたりすることで弱点を補強できます。
スイムのためのヨガ
水中で必要になるコアと背面部の強化を重視します。特に肩と足首のために行うポーズはストロークに必要な関節可動域と流動性を高めるために効果的です。
下向きの犬のポーズ
伸びをする子犬のポーズ
バイクのためのヨガ
腰回から臀部・太腿全体を鍛えペダルを漕ぎやすい体を作ります。さらにバイクのハンドルを長時間握ることで丸くなる背中をニュートラルな位置に戻し、背面部の疲労回復を図ります。
魚のポーズ
椅子のポーズなど
ランのためのヨガ
走る時にメインで使う下半身の筋肉を伸ばし、柔軟性と強さのバランスを育てます。
トカゲのポーズ
鳩のポーズ
カロリーと栄養補給
トライアスロンのレース準備期間においては十分なカロリーとバランスのとれた栄養のある食事が重要です。カロリーは通常時より200kcal〜500kcal多めにとり、プロテインは体重×5gとりましょう。筋肉の発達と再生を助けるためです。
どうすればトライアスロンのタイムが縮まるのか?
体・呼吸・マインド。この3つがポイントになります。
まず呼吸と体についてですが、トレーニング中どの動きの時にどのぐらい呼吸が上がり、いつ呼吸が落ち着くのかに気づく必要があります。そしてその動きを意図的にスムーズな呼吸で行えるように努めることが大切です。
次にマインドと体についてですが、様々な運動を行う努力をするたびに揺れ動くマインドと体の状態を正直に見極めることが大切です。自分にとって適切な練習量やペース、チャレンジレベルを選ぶように心がけて下さい。キーポイントは自分の限界とリラックスの間にある境界線を知ることです。